駐在妻のSecond Career in the U.K.

駐在妻のWork&Life in England

「働く」「駐在」「ヨーロッパ旅」をテーマに体験談や気付いたことを綴っています。今年の目標はよく働き、よく休む(リゾート地でゆっくり)こと。

欧州発LCC easyJetに乗ったら意外と良かった

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先日初めてeasyJetに乗ってきましたので搭乗記録を残します。

 

なんと使用機材は最新のA321Neoだった

快適すぎた4時間半のフライト

この日は朝イチのフライトを予約しました。

搭乗は定刻通りに開始。

ここまではかなり順調。LCCにありがちな機材の到着が遅れて遅延というリスクも初便に乗れば回避できます

座席指定は有料ですが、今回は4時間半と少し長めのフライトなのでお金を払って事前指定を選びました。値段は座席によって差があり、足元の広い非常口座席はやや高めの設定です。

私たちは普通席を選んだので往復£10/人で済みました。

LCCということもあってあまり期待せずに行ったのですが、そこで目の前に現れた機体は最新型のA321Neo。日本では2017年からANAが導入しています。

 

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足元は決して広いとは言えませんが、日本人であれば狭く感じることはあまりないと思います。シートはこんな感じ。黒の合皮をベースにコーポレートカラーのオレンジが刺繍されていて可愛いです。

 

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陽気なCAたち

無事に定刻に出発。まもなく機内サービスが始まったのですが、他の航空会社と比べて明るい!

こんな雰囲気で仕事したら楽しいんだろうなと客である私が思うくらい楽しそうに仕事していました。某英国のフラッグキャリアや他LCCのCAはいつもだるそうにしているので、ヨーロッパはそんなもんなんだと思っていましたが、いい意味でイメージが覆りました。

私が乗った便は偶々1人のCAのラストフライトだったらしく、アナウンスをした別のCAが気を利かせて皆に拍手を求めているところも雰囲気が良かったように感じます。

 

帰国便も時間通りに搭乗が始まり、出発到着も全てオンタイム。

遅延については一概に航空会社のせいにできない部分もありますが、今回のeasyJetの対応を見ていると今後もストレスなく乗れそうな気がしました。

 

easyJetでヨーロッパ間を旅行しよう

easyJetは頻繁にセールを実施しています。タッチの差で金額が変わることもしばしばあるので、最安値を見つけたら直ぐに購入しましょう。私の場合、ある区間の航空券を調べていて1日後に同じページを見たら£20程安くなっていたことがありました。セールのタイミングお得な航空券をゲットしましょう。

 

今回は最新機材に乗ることが出来ましたが区間によっては古い機材を使用していることがあります。これについては当日までのお楽しみですね。

easyJetで旅行しようか迷っている人がいれば、強くオススメします!

 

歴史に見る東ドイツの面白さ

ドイツの大都市

今までドイツと言えば、フランクフルトとかミュンヘンのイメージがありました。

ベルリンの壁崩壊の年も自分が産まれる前だったし、ドイツの歴史は世界史で勉強した程度しか知らなかった。今回旅行してみて教科書上でしか知らなかったドイツという国の過去により興味を持つようになりました。

 

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一括りにドイツといっても地域によって色々あるんだな、と。ドイツって広いんですよね。ベルリンが首都で人口は一番多いのですが、次に人口が多い都市が何処だかご存知ですか?私はてっきりフランクフルトだと思っていたのですが、あの都市そこまで大きくないんです。

ドイツの都市人口ランキング

1 ベルリン

2 ハンブルク

3 ミュンヘン

4 ケルン

5 フランクフルト

 

ケルンってそんな人口多いんだ〜と調べてみて初めて知りました。ただ見ての通り、旧東ドイツの街ってベルリンしかないんです。(正確にいうとベルリンも西ドイツと東ドイツに分かれていたので、分類は難しいのですが・・)

私はこの中ではハンブルクとミュンヘンに行ったことがありますが、どちらも極めて近代的で国際的な都市で英語も難なく通じますし、イメージ通りのドイツでした。

 

初めて東ドイツを訪れて

今回行ったのはベルリンから少し南へ行ったところにある旧東ドイツの街。

電車や人々の光景はミュンヘンやハンブルクと全く変わらないのだけれど、建物は東欧で見た色や形に近い感じ。そこからちょっとずつ東欧の匂いを感じていきました。

実際に足を運んだからこそ感じたことがあったのでここに記しておきます。

 

物価が安い

・今回ザ・観光地とも言えるクリスマスマーケットを回ったのに、屋台で売っている食べ物が安い。そしてそこそこのクオリティだから更に驚いた。

・レストランでの食事も二人で50ユーロくらいに収まった。メインも頼んでこの金額は西欧ではほぼあり得ない。

・金銭感覚はチェコとかに近い感じ。調べてみると旧東ドイツの所得水準は西に比べて20〜30%安いらしく、それが物価にも影響しているらしい。

・考えてみれば今回割と良いホテルに泊まったが、決して高いとは思わない金額だった。

教会の内装が東欧に極めて近い

・イタリアや西ドイツの教会はフレスコ画があったりするのに対して、旧東ドイツ地区は東欧の教会で見た内装に似たデザインだった。

信号が西ドイツと違う

・旧東ドイツの信号にはアンペルマンという人の形をしたマークが使われている。

英語が話せない人が割といる

西ドイツに行って英語が話せない人に出会ったことがない。一方で今回行ったところでは全く話せない人(でも感じはとても良い)をちらほら見かけた。

西ドイツと東ドイツ

一昔前は裕福な暮らしを求めて社会主義国家の東ドイツから西ドイツへ移住しようとする人が後を絶たなかったそう。そして作られたベルリンの壁。今でも東から西へ移住する人が多いのかと思いきや、2014年を境に西から東へ移住する人が東から西へ来る人を上回ったというから興味深いです。物価も安く、首都があるベルリンに職を求めて来るんだとか。

日本にいた時は特に考えることも無かったドイツの歴史。ベタな観光地をまわったり歴史建造物を見ることにあまり興味はないのですが、その地に足を運ぶことで新しい発見を見つけるのは好き。これが私の旅の楽しみ方なのかもしれないです。

 

【保存版】ライアンエアー利用時に注意してほしいこと

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コロコロ利用条件が変わるRyanairに要注意!

ヨーロッパ住みの人で知らない人はいないであろうRyanair。実際私たちも大変大変お世話になっています。私たちが旅行先に選ぶところってRyanairしか運航していないところも多いんですよね😯ただ、このLCCで注意したいのが手荷物などの利用条件が結構コロコロ変わるんです。近日中に利用される方のために、現在の利用条件をまとめてみましたのでご覧ください。

 

機内持ち込み手荷物は40x20x25cmの1つのみ

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よって機内持ち込みサイズのスーツケースは基本的に不可となりました。

以前は無料で持ち込みが可能だったのですが、最近方針が変わってしまいました。持ち込むことのできないスーツケースは預け荷物として£6〜10を払ってチェックイン時に手続きをする必要があります。チェックインの仕方は後半に書きます。

 

www.ryanair.com

 

搭乗券の印刷を忘れずに

後述のVISAチェックを受けるために印刷した搭乗券が必要になります。

最近はスマホに航空券を保存し、ペーパーレスで搭乗できるのが普通なので、私たちもうっかり印刷を忘れてしまっていたことがあります。

予約番号を控えてあるから大丈夫、と安心して空港に向かわないようにしましょう。

 

VISAチェックスタンプをもらおう

空港に着いたらまずVISAチェックスタンプをもらいましょう。ヨーロッパ人は不要なのですが、NON EU圏の人は全員必ずチェックインカウンター近くの専用窓口にてこのVISAスタンプをもらう必要があります。 上の写真のようにRyanairのカウンターには大きなサインが出ていますので初心者の方もすぐにわかるかと思います。

 

 ちなみに・・・Ryanairとよく比較されるeasyJetではVISAチェックスタンプは不要です。エアラインによって違うなんて、凄くややこしいですよね😓

 

 

バゲージドロップはセルフサービス機で

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最後にBaggage Dropレーンに並び、専用の機械でバゲージを預ける手続きをします。

この機械に搭乗券をかざし、表示された画面に従って操作していくと最後にタグがプリントされて出てきます。タグはすでにシールになっているので、裏面を剥がすことなくそのまま貼り付けベルトコンベアに乗せれば完了です。

ゴミが出ずに凄いなとちょっと感動しました。笑

 

空港には余裕を持って向かおう

LCCであるRyanairのチェックインカウンターは他エアラインに比べて少なく、週末のピーク時には長蛇の列になっていることもしばしばあります。

更には普段は必要のないVISAチェックスタンプも貰わなけらばなりません。

搭乗する飛行機に乗り遅れないよう、いつもよりも30分程早く空港に行った方が無難でしょう。絶対に日本で飛行機に乗る感覚で空港に向かってはNGです。特にLCCは時間ぴったりにゲートを閉めてしまいますので、通常のチェックインに加えてVISAチェックで並ぶ時間も考慮して余裕を持ちましょう。これで何度もヒヤヒヤしているので、読んでくださった皆さんには私のような思いはしないことを祈っています。

 

安い時はヨーロッパ間を往復2,000〜3,000円で飛べることもあるRyanair

上記の点に注意してお得な運賃で素敵な旅を計画してみてはいかがでしょうか?

 

 

2019年最新版のライアンエアー情報はこちらにまとめました!

 

ロンドン住みでスタアラゴールドを目指せるか検証してみた②

 

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先週の記事の続き、更新が遅くなってしまいました。。。

 

今回私が目指すスタアラゴールドは以下の修行が条件です。

・長い休みを取らなくても旅程が組める

・回数で稼げる

・継続条件が割と緩い

 

特に最初の条件である・長い休みを取らなくても旅程が組めるについては最重要ポイントです。仕事が始まってしまったので日本への帰国の他に長い休みを取るのはほぼ不可能なので、長距離便+PYという組合せは出来ません😢

 

それでは候補のエアラインを一つ一つ見ていきたいと思います。

※アドリア航空はMiles&Moreを導入していましたので除外します。

 

  • エジプト航空

アフリカでも有数なこちらのエアラインですが独自のマイレージプログラムを持っています。

マイレージプログラム:Egypt Air Plus

スタアラゴールドと同等の資格:Golden Card

取得条件:Silver Cardを取得後2年間でエジプト航空かスターアライアンス便にて30,000マイルを取得すること

 

http://www.egyptairplus.com/MS_Member_WebSite/levels.html

Silverを達成してから2年時間があるのでJALやANAに比べると条件は緩いですが、ロンドンーエジプトまでは約2190マイル。1フライトあたり70,000円かかります。

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距離や金額を考えると現実的ではなさそうです。

 

  • TAPポルトガル航空

ポルトガルの国営会社です。最近ではA330Neoのローンチカスタマーとしてちょっとした注目を集めていました。

マイレージプログラム:Miles&Go

スタアラゴールドと同等の資格:Miles&Go Gold

取得条件:TAPによるフライトが年間50回または70,000マイルを超えること

 

https://www.flytap.com/en-pt/miles-and-go/status/gold

f:id:xoxoukgirl:20181212212300p:plainこちらはポルトガルの二大都市であるリスボンとポルトを往復した時の運賃です。往復で8400円であればコストは最低限に抑えられますね。年間50回のフライトを達成すれば良いので8,400x25往復=210,000円で済みそうです。これは中々ありですね。フライト時間も短いですし、国内線なので一々長い入出国手続きをする必要もないのはポイントが高い。そして何より旅程が組みやすい。時間のあるときにロンドンからリスボンに行き、1日2日リスボンとポルトを往復する。ロンドンからリスボンも3時間かかりませんし往復運賃も15,000円程度ですので、割と好きな時に修行ができるというメリットがあります。日本に住んでいたらまず選択肢には入りませんので、ロンドン住みだからこそ考えられる修行ルートです。

 

ただ、一つ気になるのはスタアラゴールドと同等の資格=Miles&Go GoldとHP上では記載が無いんです。Goldカードにもスタアラゴールドのマークが見当たりません。ここさえクリア出来ればTAP修行はかなり前向きに検討できるかもしれません。

 

ロンドン住みでスタアラゴールドを目指せるか検証してみた

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海外旅行をする上で必ず乗るのが飛行機です。少しでも快適に過ごすためにラウンジを使いたいと思ったことはありませんか?そのラウンジ、ファーストクラスやビジネスクラスに乗らなくても航空会社の上級会員になることで使うことが出来ます。しかも、航空会社によっては一度上級会員の資格を手に入れると半永久的に保持できると言うから魅力的です。

 

ステータスに関する詳細は一旦書き出すと物凄く長くなるので割愛します。

海外在住で目指すというところがかなりマニアックな内容なのでSFCやJGCを知っている方の中で興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

今回私が検証するのは

ロンドンを拠点にしてスターアライアンスのゴールド資格が取れるかどうか

 

スターアライアンスに所属している航空会社のステータスを取る必要がありますが、ヨーロッパに住んでいることを考えると以下の航空会社が候補になります。

参照:https://www.staralliance.com/ja/member-airlines

 

ANA

ルフトハンザ航空

エーゲ航空

オーストリア航空(写真はオーストリア航空に乗った時のものです)

アドリア航空

ブリュッセル航空

クロアチア航空

エジプト航空

LOTポーランド航空

スイス・インターナショナル

TAPポルトガル航空

トルコ航空

 

そのうちMiles & Moreというマイレージプログラムを導入しているエアラインが以下のエアラインです。

ルフトハンザ航空

オーストリア航空

ブリュッセル航空

クロアチア航空

 LOTポーランド航空

スイス・インターナショナル

 

 つまり、ヨーロッパのエアラインの多くが同じ制度をマイレージプログラムを導入しているのです。

 

スターアライアンスゴールド(ラウンジに入る資格があるステータス)であるセネター会員になるために必要なのは100,000ステータスマイル。単なる距離で稼げる仕組みだったら良いのですが予約クラスによって加算されるマイルが変わってくるというからかなり厄介。ハードルが高すぎるのでMiles&More加盟エアラインでの挑戦は諦めました。

 

そうすると残るは以下のエアラインになります。

 

ANA 

エーゲ航空 

アドリア航空

エジプト航空

TAPポルトガル航空

トルコ航空

 

ANAは現在フライト回数でステータス獲得を目指すことが出来なくなったのですが、最近は日本在住の間で海外発の長距離便ルートがちょっとした流行りになっています。それが理由で私もヨーロッパに住んでいながらSFCの獲得を目指そうとしていました。しかし、幾ら海外発とは言えどヨーロッパ便であれば一回あたり10万円以上は確実にしますし、そもそも仕事をしているため年に何回も長期休みで日本に帰ることはできません。。。そう考えるとANAでの達成も現実的ではなくなりました。やっぱり効率よく貯まるアジア線がチャンスだと思うので、SFCは将来旦那がアジア駐在した時のお楽しみにしておこうと思います。

 

 

長くなりそうなので、次の記事で候補の5エアラインの検証を続けていきます。

世界の空港ラウンジを紹介*バルセロナ

我が家では1〜2ヶ月に1回夫婦でヨーロッパ旅行をします。1回の予算は私が稼ぐ約£800。日本円にすると12万円程になります。ある程度データが揃ったらその旅行費のやりくりも載せていくつもりですが、それとは別に旅行先で入った空港ラウンジについて紹介していきたいと思います。

 

我が家には2つのラウンジ資格があります。

・プライオリティパス

・ワンワールドサファイア

 

今回はBAのフライトに乗ったのでワンワールド資格がありましたが

どちらにしても入れるラウンジは一緒でした。

 

バルセロナのターミナル1には二つの空港ラウンジがありますが、おそらく同じ会社が運営しています。今回入ったのはゲートDEの近くにあるラウンジです。出国手続きを済ませた後進むことができます。ゲートABCを利用する方はもう一つのラウンジしか使えないので注意してください。ゲートDEの方は二つのラウンジが利用できますが、ABC側のラウンジで寛ぐ場合にはその後出国手続きを済ませないといけないのであまりオススメはしません。

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入り口は広々としていて設備もかなり新しく見えました。

(急いで撮ったので写真がブレておりすみません><)

 

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一通りドリンクも揃っています。ポイントが高かったのはペットボトルの水があること。ここで手に入れるとそのまま機内に持ち込めるのでヨーロッパ便では重宝しています。

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これ、何だと思いますか?空港で見たの初めてだったのですが自動靴磨きのようです。私は最初掃除用具かと思いました。ビジネスマンの方、是非使ってみてください。

 

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パンとクッキーを頂きましたが、見た目の通り普通に美味しかったです。ただ、期待していたハムとチーズは1種類しかありませんでした。夜に利用しましたが特に食事っぽいものは無かったので終日軽食しかないようです。

 

パソコンルームや仮眠室もあったり、設備は十分でした。ソファも十分くつろげるサイズでしたので、割と満足でした。

 



ロンドンの空港5つを上手く使い分けしよう

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ロンドンには5つも空港がある

皆さんロンドンには5つの空港があることはご存知ですか?私はこっちに来てからこの5つの空港の存在を知ったのですが、上手く使い分けがされています。全てロンドン市内又は近郊にあるため、ネットで検索すると「ロンドン」として引っかかるのですが、現地の人に言わせればロンドンの空港というのは国際空港であるロンドン・ヒースロー空港かLHRか街の中心地であるロンドン・シティ空港(LCY)を指すそう。

5つの空港の特徴を理解し、上手く使い分けよう

格安航空券サイトでロンドンと探すと全ての空港が対象になってしまうので、乗継がある場合にはかなりの注意が必要になります。ロンドン市内の交通機関に慣れていない人にとっては空港変更を伴う乗継が難しい場合もあるので、空港名と特徴をしっかり確認していきましょう。

 

ロンドン・ヒースロー空港(LHR)

大都市からの国際線を始め、フルコストキャリアが名を連ねるイギリス最大の空港です。日本からの直行便は全てこの空港から離発着します。誰もが利用したい空港のため空港使用税も強気の設定がされており、最近はこの高額な空港使用税を避けるためにドイツやパリに一旦入って、ロンドンまで陸移動するマイラーさんもいるようです。上級ステータス保持者には十分なくらいのエアラインラウンジが存在します。欠点はなんと言っても税関審査の遅さ。遅いというより並びすぎ。一番待った時で2時間近く待たされたことがありましたので、旅行者泣かせの空港であることは間違いないです。

 

ロンドン・シティ空港(LCY)

ロンドン東部のドックランズ(Zone3)に位置する都市空港。5つの中で最も中心部に近い空港です。ロンドン中心部からはBank駅から直通のDLRで乗り換えなしで行くことができます。私はまだ利用したことがないのですが、、コンパクトで税関もスムーズとのこと。動線も最適設計されておりビジネスマンにオススメの空港。ただ、通常は他の4空港よりも高めの値段で設定されていることが多いですので旅行ではあまり乗る機会は少ないかも?!

 

スタンステッド空港(STN)

ヨーロッパにお住みの方にはお馴染みのライアンエアーが拠点にしている空港。ロンドン・リバプールストリートからは駅から電車で40分程。ラウンジ(恐らくカードラウンジ)は一つしかなく、ピーク帯は入場規制があります。私は以前バンクホリデー時にSTNを使ったのですが、人が溢れ返っていてラウンジの中にも入れず、レストランも満席どころかベンチの空席を見つけるのもやっとでした。EU内を飛ばしている便が殆どでヨーロッパ人の利用が多いため税関は比較的スムーズです。

 

ルートン空港(LTN)

こちらもお馴染みイージージェットが拠点にしている空港。空港が丘の上にあるため最寄り駅からバスに乗る必要があります。所要時間約10分程。ロンドンからアクセスする場合はセント・パンクラス駅から乗り換えます。ただセント・パンクラスは駅が大きいので初心者にはファーリンドンで乗り換えするのがオススメ。空港自体はスタンステッドより小さめでラウンジはありませんので、使い勝手という点ではスタンステッドに劣るイメージです。

 

ロンドン・ガトウィック空港(LGW)

 この中で2番目に大きい空港。ヒースローに次ぐ国際空港だけあって混んでいますが、ヒースロー程ではありません。ロンドン中心部からはVictoria駅からアクセスが出来ます。Victoria駅近くにガトウィックへの直通バスターミナルがありますので、近くに住んでる方は調べてみて下さい。この空港はBAを始めとした大手航空会社が利用している一方でLCCも就航しているので、色んな用途で利用する機会があるかと思います。ターミナルはSouthとNorthに分かれているので、利用時には別のターミナルに行かないように注意して下さいね。

 

航空券を手配する際に参考にしてみてください〜♪

日本から直行便でヨーロッパへ行こう

最近就職活動の記事ばかりなので、今日は羽田・成田から出ているヨーロッパ便について特集してみたいと思います。

ここ数年で新規就航するエアラインが増えて来ましたね。

それでは2018年11月時点での直行便を見てみましょう。

「ANA ヨーロッパ」の画像検索結果

www.ana.co.jp

まずはヨーロッパに強いANAから。

  • ロンドン
  • パリ
  • フランクフルト
  • ミュンヘン
  • デュッセルドルフ
  • ブリュッセル
  • ウィーン

つい先月に2019年2月からウィーンへの新規就航が決まりました。

ANAは特にドイツに強い路線を持っています。

私も何度かドイツへ出張する機会があったのですが、ドイツ国内への乗換であれば12〜13万程で航空券を手配することができました。そしてここでウィーン就航。これによって東欧へのアクセスも今までに比べてはるかに向上します。ANAが売りにしているのは乗り継ぎのスムーズさ。以前ウィーン空港を利用したことがありますが、東欧の中核都市とは思えないコンパクトさでした。フランクフルトは大きくて乗換時に時間がかかると聞きますが、ウィーンの空港規模であれば旅慣れていない人であっても迷うことは無いと思います。

 

次にJALの直行便を見てみましょう。

 

「JAL ヨーロッパ」の画像検索結果

JAL国際線 - ますます快適!JAL国際線 ヨーロッパ・中東

  • ロンドン
  • パリ
  • フランクフルト
  • ヘルシンキ
  • モスクワ 

こちらはロンドン・パリ・フランクフルトはANAと同じですが、それ以外は西欧からのフライトが0となっています。

過去の記事で紹介したとおり、ロンドン線についてはダブルデイリーになっています。

 

xoxoukgirl.hatenablog.com

 

ANAとの違いはヘルシンキ線とモスクワ線があるところ。日本から距離が最短のヨーロッパ都市であるヘルシンキで同じワンワールドのフィンエアーへの乗継が可能になっていることで、選択肢がグーンと広がっているのです。ヘルシンキでの乗換は過去に数回ありますが、ターミナル移動もなく、とても分かりやすかったです。

 

外資エアラインについては以下の通りです。

 

成田便

  • アリタリア-イタリア航空
  • イベリア航空
  • エールフランス航空
  • KLMオランダ航空
  • スイスインターナショナルエアラインズ

運賃は通年高めなイメージですが、乗換便になるとたまに安くなっている運賃を見かけます。私は乗ったことがないのですが友人曰くおすすめらしいです。

  • スカンジナビア航空

スカンジナビア3国が共同運航するエアラインです。スターアライアンスなのでANAマイラーの方は乗る機会があるかもしれません。私はバゲージロストをしたことがあるので少々トラウマです。

  • ターキッシュ エアラインズ

よくセールをしているイメージです。ヨーロッパ主要都市へ8〜9万円代で売っている時があります。

  • フィンランド航空

前述のヘルシンキ線をダブルデイリーで運航しています。最近は新機材A350を成田線に投入し更に人気を集めています。プレミアムエコノミーに相当するエコノミーコンフォートもプラス1万円程で乗ることができます。

  • ブリティッシュ・エアウェイズ

成田線には787を投入しています。

  • ルフトハンザドイツ航空
  • LOTポーランド航空

こちらも格安セールが頻繁に出ていますが、遅延したりフライトがキャンセルになったとの声を聞いたことがあります。

 

羽田便

  • エールフランス航空

日中・夜間帯1便ずつのダブルデイリーにてパリへ就航しています。機内はスタイリッシュなデザインです。

  • ブリティッシュ・エアウェイズ
  • ルフトハンザドイツ航空

一時期はミュンヘン線にA350を導入していたようですが現在はA340に戻ってしまったようです。

 

エアライン選びに困ったら是非参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

エコノミーを90万のビジネスクラスに変える方法

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フライト前にゆっくりできるラウンジが使いたい!

赴任時に手荷物として沢山荷物を持っていきたい!

機内でぐっすり眠りたい!

赴任の時くらいビジネスクラスに乗りたい!!

今回は駐在員・出張者向けにエコノミーからビジネスにアップグレードする方法をご紹介したいと思います。

 

駐在が決まると基本的には会社が家族の分の航空券を手配してくれます。大手企業はビジネスだったりプレミアムエコノミーだったりするみたいですが、最近はエコノミーを手配する会社も増えています。気になって旦那に聞いてみると、、、、当然のごとくエコノミーでした。たまたまかもしれませんが私の周りの駐在員さんたちはエコノミーが多いようです。

 

そんな期待していたのにちょっとがっかりした駐在員さんたちにちょっとした情報を教えちゃいます♪

 

ANAJALにはそれぞれこんな特典が存在しているんです。

www.ana.co.jp

JALマイレージバンク - JAL国際線アップグレード特典

 

内容は両社同じで予約したチケットをマイルでアップグレードできるという特典です。駐在員さんの場合、既に海外出張等でマイルを保持しているケースが多く、マイルさえ持っていれば誰でもアップグレードが可能になります。

 

しかし、ここで注意です。この特典、使える人が限られているのです。購入した予約クラスによってアップグレード可否が決まってきます。

 

「なーんだ、それじゃあ無理なんじゃん、、」と思った方も多いのでは。。。

 

大丈夫です、駐在の方や直前にチケットを購入した出張者の方は大体当てはまるはずです。それは何故か。駐在員とその家族は任期が決まっていても片道分の航空券手配になるからです。片道分の航空券を購入すると往復分に比べて高い金額を支払う事になり、即ち予約クラスも高くアップグレードの対象運賃になるのです。

 

アップグレードに関してはANA、JALのWEBにて行う事ができるので、旦那さんの会社を通さなくても自分自身で変更することができます。会社を通すと面倒なのでここも大きなポイントですよね。

 

実際私もその裏ワザ?を使ってビジネスクラスでロンドン入りすることが出来ました!ヨーロッパ線でのビジネスクラスは初めてでしたが身体の負担が全く無かったことを覚えています。私が渡英したタイミングはまさに夏休み真っ只中のハイシーズン!その時期のビジネスクラスはなんと90万です。90万ですよ。。。それを30000マイル前後でアップグレードできるならばこの手を使わずにはいられないはずです!!!

 

帰国はまだまだ先ですが、帰国便も絶対にこの特典を使おうと思っています。この特典はかなりオススメです。これから赴任の方、まずはマイルを貯めるところから始めてみてください!

ロンドンまでの航空券を買おう⭐︎20社以上乗った私がオススメするエアラインを紹介します

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ロンドンまでの航空券を購入しよう

航空券、適当に選んでいませんか?

留学やワーホリ、海外移住が決まってから、手配しなければならないのが渡航のための航空券。そういう時に限って準備に追われて忙しくて、調べるのが後手になったりしてしまいますよね😥

一方で、航空券は日が経つにつれてどんどん高くなっていきます。最終的には航空券サイトで見つけた最安値のチケットを慌てて買う人もいるはず。

 

でも、待って。

その航空券、本当にお得ですか?

 

エアラインによっては、預け入れ荷物の個数が違ったり、手荷物許容量が異なったり、直前まで座席指定ができなかったり、乗継時に違う空港へ移動しなければならなかったり、、、安い航空券にはそれなりの理由があることも多いです。

 

なぜそんなことを知ってるか、、それは私の親が航空券マニアだから。学生の頃から色々吹き込まれたおかげ(?)で、月1の出張の度に色々なエアラインを調べ、実際に搭乗することでだいぶ経験値が貯まりました。

 

今回はそんな私の搭乗記を元に、ロンドンまでの航空券を手配する際にオススメしたいエアラインや経路をご紹介したいと思います。

 

ロンドン発着の飛行機は特に高い

調べてみてびっくりするのは、ロンドン線って他の国に比べて航空券が高いこと。単純に単価が高めに設定されているという点と、空港使用税が他のEU諸国と比べても高いんです。予算によって調べるポイントが異なりますので、順番にご説明していきます。

 

まずは日本ーロンドンを結ぶ直行便について見てみましょう。

 

✈️BA(英国航空)
成田、羽田ーヒースロー間をそれぞれ毎日1便ずつ
※2019年4月から関西ーヒースロー間で新規就航することが決定しました!
✈️JAL
羽田から毎日2便
✈️ANA
羽田から毎日1便

直行便の平均予算である13万〜18万が出せる人はこの選択肢の中から選ぶことになります。それ以外の人はここは飛ばしてください。

イギリスの場合、アライアンス別に見るとワンワールドの方が一日4便飛ばしていることになるので、選択肢が多くなります。

逆にドイツやオーストリア、スイスなどはスターアライアンスが強くなります。

 

次に機材とシートについて見ていきましょう。

※2019年2月現在

 

✈️BA
羽田ーB777-300
成田ーB787-9
関西ーB787-8
✈️JAL
羽田①ーB777-300
羽田②ーB787-8
✈️ANA
羽田ーB777-300


 
ここで私が見分けるポイントは3つです。


①発着地の確認
②機材の使用年数
③新シート導入の有無
 

発着地の確認

ロンドン線は羽田便が多いですが、BAは成田便もあるので、成田から遠くに住んでいる人はそこまでの交通費や時間も考慮しなければなりません。また到着地は今回のケースでは全てロンドン・ヒースローになりますが、経由便やLCCだとロンドン郊外の空港になることもしばしばあります。ロンドンには5つの空港がありますので、しっかりチェックして検討しましょう。

 

ロンドンの空港についてはこちらの記事を参照下さい✈️

 

機材の使用年数

と言いましたがマニアではないので細かくは調べません。B787やA350は最近飛び始めた機材で、シートも綺麗な状態であることが多いので、この中で言うとB787がオススメです。

 

新シート導入の有無

機材が古くてもシートの改修を行っているエアラインも多くありますので、こまめに情報をチェックすることをおすすめします。私は航空券を買う前にその便に乗ったブロガーさんの搭乗レポートを確認しています。

 

 

次は直行便以外のケース(価格重視型)を見ていきましょう。

 

検索にはSkyscannerを使用します。

 

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 直行便はやはり最低でも13万はしますね。

今回は最安値での検索をしていくのでチェックから外します。

 

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最安値で出てきた2社です。

中国東方航空と中国国際航空です。

1つ目はかなり安いですが、よく見ると上海で空港移動する必要があります。

日本でいうと成田ー羽田間のような感覚ですが、知らない土地で空港移動をするのは非常にリスクが高いです。

更に今回のケースでいうと待機時間が長く、現地で一泊しなければならないようです。ここが表には出てこない航空券以外の出費になります。

 

以上のことをふまえると、この選択肢を取る方は少ないかもしれません。

 

検索結果をみていくと私のオススメが出てきました。

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香港をベースにしているキャセイパシフィック航空です。

ANAやJALと同様5スターエアラインを獲得し、シンガポール航空に続いてアジアを代表するエアラインに成長しています。

 

この場合LGW(ロンドン・ガトウィック空港)に到着するので「ヒースローじゃないじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、実はLGW路線には新機材であるA350を飛ばしていることがおすすめのポイントです。

 

経験論からするとヨーロッパよりアジアの方が安心して乗り換えができるという面もあります。

 

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同じくらいの値段でヒットしたのが韓国のエアライン、アシアナ航空。

大韓航空と並ぶ韓国の2大航空会社の一つです。スターアライアンスに加盟しているのでANAのマイルが貯まります。ANAは韓国路線は自社便を飛ばさずアシアナ航空に任せてコードシェアという形を取っていますね。

オススメのポイントは羽田・成田・関空だけでなく地方便も充実しているという点

です。ですので地方から来る人は東京まで出てこなくても仁川で乗り換えれば良いという大きなメリットが存在するのです。

 

 現在就航している日本国内の都市は以下の通りです。

羽田・成田・関西・福岡・千歳・沖縄・名古屋・宮崎・仙台

 

これだけの都市に就航していれば、わざわざ東京まで出る必要がありませんね。

 

実際にロンドンまでの航空券を調べながらオススメのエアラインをご紹介しました。

是非調べてみて下さい〜!