欧州人は今時結婚しないらしい
イギリスに来て一番驚いたこと。
最近のイギリス人はどうやら結婚という選択を取らないようなんです。
海外のパートナーに対する考え方
海外で生活している人は「パートナー」という表現はよく聞くのではないでしょうか。婚姻関係にはないけど生活を共にする事実婚の状態の相手のことを指す時に用います。
日本ではあまり聞きませんが、海外だと同性パートナーと生活している人が多いように思います。私の職場にもいますし、相手が異性でも割と年配のカップルは入籍せずパートナーという状態で同棲しているかたが多いです。
子供がいるのに結婚しない?!
最も衝撃を受けたのは、子供が2人いるごく一般的な夫婦が婚姻関係にないと聞いた時。その夫婦はどちらもイギリス人なのですが私は2人とも知り合いで、よく互いの話をしていることも知っていました。そのため、2人が夫婦であるとごく自然に思っていました。
ある時私がその彼女と話している時に彼のことを聞こうとして『your husband』と表現した時があったのです。そこで彼女は私にWe are just a partner.と言ったのです。
この時初めて彼女たちが婚姻関係にないことを知りました。そんな形があるとは思っていなかったので物凄くびっくりしましたが、同僚に聞いたところヨーロッパではかなり主流になってきているようなんです。
結婚しない理由はどこにあるのか?
お互い愛し合って一緒に生活するのはごく普通のこと。そんなパートナーとの間に子供が出来れば順序がどうであれ結婚することになるのが自然だと思っていました。もちろんその間にカップル間で何かあれば結婚せずお互いの道を行くことだってあるかもしれません。でも、一緒に住む相手であれば子供のこともあるし、籍を入れるものと思い込んでます。考え方が古いのかな?とちょっと考えてみましたが、日本人の私にはやっぱり理解できませんでした。
どうしても気になって仕方なかったので数人のイギリス人に聞いてみたんです。
そしたら同じ答えが返ってきました。
「離婚する時が面倒だから」
日本では紙一枚で済む離婚届、イギリスや他のヨーロッパ諸国では書類や写真や役所から一々取り寄せないといけない証明書が多く存在するらしい。
また、子供がいる場合はさらに大変なんだとか。
日本も子供がいる場合は弁護士立てたりするけどね。
住んでみないとわからないことって、沢山ありますね!!