とりあえずTOEIC受験②〜
前回からの続きを書きます。
コロナ後TOEICの再チャレンジへ!
目標に向けたスケジュールの立て直し
TOEICはコロナが世を騒がせるようになってから暫く開催中止が続いていましたが、半年くらいで再開。一年以内に受験すれば良いとのことだったので、ターゲットを2021年の3月に設定しました。
一回目の受験
子育ての合間にベンチャー企業のお手伝いを始めたりした時期で、勉強はしていましたが集中的にできたかというとそこまで専念はできてなかったかも。久々の受験だったので、ここでまず800後半を取って5月の受験で900に乗せようと思ってました。
試験本番は体験したことのないような疲れを感じました。妊婦になってから頭を使うことが減って、2時間集中して問題を解くことが長いことなかったからかなと思います。身体全体がカーッと熱くなってクラクラしていました。とりあえず目標だった850はクリアできました。
二回目の受験
本腰を入れて勉強していたけれど、息子の一歳の誕生日があったりでなんだか忙しく、更に祖父の他界が続いてやってきて勉強どころじゃなくなりました。ひどい点数を取るのが怖くて受けるのも嫌だったけど、夫にそういう時の方が案外上手くいくかもよ、と声をかけられ渋々受験会場へ。前回と同じ会場で家から徒歩30分のところだったので会場ガチャの恐怖もなく、歩いて気分を上げながら向かいました。好きな嵐の音楽を聴いていたような。
勉強できてなかったから自信なかったけれど、得点は一回目を上回っていました。これで自分の英語は衰退はしていないんだと自信を持てた気がします。
三回目の受験
二回目の試験の結果が出たあとで、本気で900を目指すために試験日を定めました。10月から値上げという報道が出たので何がなんでもその前に勝負したいと思いギリギリの9月試験に申込しました。値上げとかふざけるな〜!と思っていたけれど、逆にそのおかげであとが無いと自分を追い込めたのかもしれません。TOEICってほぼ毎月あるからこれで最後の受験!と追い込めないのがデメリットだったんですよね。次があるから良いや、と。その点今回の値上げは良い方に働いてくれました。
5月の受験から、本当に毎日勉強しました。育児が疲れた日も単語帳を開いて、パソコンを開いて、10分でも机に向かうように。息子のお昼寝の時間に勉強したこともありました。最後の数週間は何度も模試を解いて体力をかなり消耗していました。自分で決めたのに、勉強し続けるのがしんどくて夫に当たったこともあった気がします。夜中勉強中、息子が泣いてしまってイライラすることもありました。帰省中はテキストを両実家に持って帰って寝かしつけの後に勉強していました。モチベーション維持のため、転勤先で出会った外国人の友達と英語で会話する機会も作りました。
何とか9月まで勉強を続けて、初めてここまで頑張れたという自信を持てるところまで到達しました。満点目指せるほど完璧ではないけれど、あとは本番に向けて照準を合わせるだけだと。試験前夜はアロマを焚いて気持ちをリラックスさせました。
試験は想像以上に簡単というか時間内に解けちゃっていて、正答を導き出す精度が低いのか、単に自分の能力が上がったのか全くわかりませんでした。終わったあと、夫と息子が車で迎えに来てくれて息子が満面の笑みで迎えてくれたのだけはしっかり覚えています。
試験後はすぐにモリテツの速報で他の受験者と答え合わせしました。リーディングは軟化していましたが、900のボーダーを決めそうな大事な問題を結構落としていました。リスニングは結構間違っていました。モリテツ速報で相当間違いを見つけたので、もうダメだと思いました。
結果が出た時の心境
一番左側にある9の文字を見た時の言葉にできない気持ち、今でも忘れられません。
じんわり出た涙、大学に受かった時の涙に近かったかな。嬉しさよりも安堵のような。これでやっと終わりだ、という感じ。あとは自分への労いだったのかな?子育てしながらよくがんばったね。辛かったね。って。
TOEIC受験で得たもの
誰に課された訳でもないTOEIC受験だったけれど家族の協力のおかげで、自分の目標を達成することができました。
仕事を失い社会と離れてしまった自分に対して、「まだまだ頑張れるんだ、以前の自分よりもスキル上がってるよ!」という強い気持ちを持つこともできました。900点を取ってからは以前再就職に対して感じていた不安みたいなのが無くなったような感じがします。900点取ったからと言って再就職ができるのかというと全くそうではないのですが、精神的な面で自分を強くしてくれた大きな大きな900点だと思います。
私のTOEIC物語はこれにて完結です。