駐在妻のSecond Career in the U.K.

駐在妻のWork&Life in England

「働く」「駐在」「ヨーロッパ旅」をテーマに体験談や気付いたことを綴っています。今年の目標はよく働き、よく休む(リゾート地でゆっくり)こと。

ロンドンの空港5つを上手く使い分けしよう

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ロンドンには5つも空港がある

皆さんロンドンには5つの空港があることはご存知ですか?私はこっちに来てからこの5つの空港の存在を知ったのですが、上手く使い分けがされています。全てロンドン市内又は近郊にあるため、ネットで検索すると「ロンドン」として引っかかるのですが、現地の人に言わせればロンドンの空港というのは国際空港であるロンドン・ヒースロー空港かLHRか街の中心地であるロンドン・シティ空港(LCY)を指すそう。

5つの空港の特徴を理解し、上手く使い分けよう

格安航空券サイトでロンドンと探すと全ての空港が対象になってしまうので、乗継がある場合にはかなりの注意が必要になります。ロンドン市内の交通機関に慣れていない人にとっては空港変更を伴う乗継が難しい場合もあるので、空港名と特徴をしっかり確認していきましょう。

 

ロンドン・ヒースロー空港(LHR)

大都市からの国際線を始め、フルコストキャリアが名を連ねるイギリス最大の空港です。日本からの直行便は全てこの空港から離発着します。誰もが利用したい空港のため空港使用税も強気の設定がされており、最近はこの高額な空港使用税を避けるためにドイツやパリに一旦入って、ロンドンまで陸移動するマイラーさんもいるようです。上級ステータス保持者には十分なくらいのエアラインラウンジが存在します。欠点はなんと言っても税関審査の遅さ。遅いというより並びすぎ。一番待った時で2時間近く待たされたことがありましたので、旅行者泣かせの空港であることは間違いないです。

 

ロンドン・シティ空港(LCY)

ロンドン東部のドックランズ(Zone3)に位置する都市空港。5つの中で最も中心部に近い空港です。ロンドン中心部からはBank駅から直通のDLRで乗り換えなしで行くことができます。私はまだ利用したことがないのですが、、コンパクトで税関もスムーズとのこと。動線も最適設計されておりビジネスマンにオススメの空港。ただ、通常は他の4空港よりも高めの値段で設定されていることが多いですので旅行ではあまり乗る機会は少ないかも?!

 

スタンステッド空港(STN)

ヨーロッパにお住みの方にはお馴染みのライアンエアーが拠点にしている空港。ロンドン・リバプールストリートからは駅から電車で40分程。ラウンジ(恐らくカードラウンジ)は一つしかなく、ピーク帯は入場規制があります。私は以前バンクホリデー時にSTNを使ったのですが、人が溢れ返っていてラウンジの中にも入れず、レストランも満席どころかベンチの空席を見つけるのもやっとでした。EU内を飛ばしている便が殆どでヨーロッパ人の利用が多いため税関は比較的スムーズです。

 

ルートン空港(LTN)

こちらもお馴染みイージージェットが拠点にしている空港。空港が丘の上にあるため最寄り駅からバスに乗る必要があります。所要時間約10分程。ロンドンからアクセスする場合はセント・パンクラス駅から乗り換えます。ただセント・パンクラスは駅が大きいので初心者にはファーリンドンで乗り換えするのがオススメ。空港自体はスタンステッドより小さめでラウンジはありませんので、使い勝手という点ではスタンステッドに劣るイメージです。

 

ロンドン・ガトウィック空港(LGW)

 この中で2番目に大きい空港。ヒースローに次ぐ国際空港だけあって混んでいますが、ヒースロー程ではありません。ロンドン中心部からはVictoria駅からアクセスが出来ます。Victoria駅近くにガトウィックへの直通バスターミナルがありますので、近くに住んでる方は調べてみて下さい。この空港はBAを始めとした大手航空会社が利用している一方でLCCも就航しているので、色んな用途で利用する機会があるかと思います。ターミナルはSouthとNorthに分かれているので、利用時には別のターミナルに行かないように注意して下さいね。

 

航空券を手配する際に参考にしてみてください〜♪