『How are you?』と『お疲れ様です』
最近思ったこと。
出勤すると同僚からHow are you? と聞かれるのはごく自然のことです。日本語にすると元気?最近どう?というニュアンス。上司であろうと誰であろうと元気?と相手の様子を聞くのが欧米的。
一方で日本では出勤時や誰かとすれ違ったときにはお早うございます。に加えて、お疲れ様です。と相手を労うような言葉を挨拶がわりにしています。しかも無意識に。私も日本にいる時にはまっっったく気にしていなかったのですが、社内メールにも決まって「お疲れ様です。」を付けるのって疲れている前提のようで、毎日夜遅くまで仕事をする日本人の挨拶ならではの気がします。もちろん、社会人を経験している身としてこの言葉が一種のビジネスワードなのは分かっています。が、それでもHow are you?の欧米と比べると挨拶一つとっても全く違うような気がしてならないのです。
関連して、今の職場では退勤時にはHave a nice weekend.とかEnjoy your day off. 次の日も会う時はSee you tomorrow.という言葉をかけられます。私もそれと同様の言葉を返します。では、日本ではどうでしょう?休日たのしんで〜!とか言う同僚いましたか?残念ながら私のまわりにはいませんでした。。。😭そして決まって「お先に失礼します。」と言って会社を後にします。お先に失礼する、と言うのは相手に断りを入れてから帰る、つまり誰かより先に帰るという悪いことをしているように聞こえませんか。日本にいる時はふつーに使ってましたが、何で断りを入れるんでしょう?また明日!で良いですよね?!?!
前に話した有給の考え方でも触れましたが、この一般的な挨拶にこそ日本と欧米の働き方の違いを見ている気がします。
日本語にして両社を比べてみたら、、、
最近調子はどう〜?♪
お疲れ様です。
明日休みでしょう、楽しんでね〜また明後日!
明日はお休みをいただきます。お先に失礼します。
全然違う。。。
今まで何気なく使っていた言葉ですが、じっくり考えてみると面白い発見があるものです。