駐在妻のSecond Career in the U.K.

駐在妻のWork&Life in England

「働く」「駐在」「ヨーロッパ旅」をテーマに体験談や気付いたことを綴っています。今年の目標はよく働き、よく休む(リゾート地でゆっくり)こと。

私が今の仕事を選んだ理由

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期間限定職だからこそできるチャレンジ!

駐在期間が短くイギリスに居られる時間が限られるので、出来れば全く違ったことをしてみたいと思って職探しをしました。とは言っても、前職での経験や能力を活かせる職種でないと雇ってもらえないのも事実。別居生活を経ているので、自分たちの時間が欲しいというちょっと欲張りな所もありました。自分の条件に合ったところがないか、求人情報をチェックするのが駐在帯同当初の日課となっていきました。

 

お金よりもバランス重視

日系企業に絞って探していたこともあり、賃金についてはあまり重視しませんでした。交渉できる要素や強みを持っていたら違った形になっていたと思いますが、私の場合最長でも3年しか働けないVISA且つ社会人経験も短かったので、会社が提示した額以上の交渉は難しいと判断しました。

 

その分、通勤のしやすさと勤務時間を判断要素の一つとしていました。通勤費は自己負担なので、幾ら良いお給料の所で雇ってもらっても通勤費が高かったら本末転倒です。それよりも「通いやすい所」+「残業がなく家での時間も十分に確保できる職場」を探しました。

 

日本での再就職を見据えた職選び

日本に戻ってからも再就職を目指しているので、日本企業の感覚は忘れたくないと思っていました。現地企業に勤めてしまったら、ザ日本企業の体質に我慢できなくなりそうだから・・・笑 外資系にいけば解決するじゃん!って思うかもしれないけれど、実は私たち夫婦は今後地方に住む可能性もあって😓そんな時でも潰しが効くように日系企業を選びました。

 

前職の経験を活かしつつ、新しいことをしたい

社会人になった私は、学生時代にやっておけばよかったと後悔するアルバイトが2つありました。

一つ目はビールの売り子。歩合制らしいので稼げない自信はありますが、絶対に普通の生活では経験できないことが身につけられたはず。話のネタにもなっただろうな。

二つ目は政府機関での事務。霞ヶ関に一度で良いから通勤してみたかった。

この二つに興味はあったけど、長く勤めてみたかったかと言うとそうわけではなく・・期間限定であればやってみたいこと、皆さんも一つや二つはあるのでは?

 

私の今の仕事は上の二つとはちょっと違うけど、期間限定でやってみたかったことの一つ。特に大学生の頃憧れていたこと。社会人になってからは、大きな意味で仕事を変えるのは難しいのかなと諦めていたけど、夫の海外駐在が転機となってくれました。いきなり海外駐在って辛いことだらけだけど、こんな良いこともありますよ。こう割り切って考えられるようになるには時間がかかりましたが、今は100%幸せです!

 

 

ステップアップできる環境

今の仕事は前職とはかなりテイストが違います。仕事内容もかなり異なるし、周りも前職では見かけなかったようなタイプの人ばかり。でもそれが今の自分にとっては凄く刺激的です。ずっと新卒で入った会社にいたら、出会えなかったような環境だから。ポジティブすぎるかもしれないけど、そんな中で働けていること自体がもうステップアップなのかな、と。

商社時代からの経験をベースに実践的な営業キャリアを積むことは全くできていないけど、こっちの環境に適応して日々成長できているはず!それで良いんじゃない?

 

最後に・・・

これは帯同理由での退職に限った話ではないけれど、転職するとこんなにも多方面から刺激を受けるものなんだなと感じたことを思い出しました。何かを絶つとそれ以上に得るものがあることを知りました。前の職場を離れたくなくて保守的になっていた当時の自分に教えてあげたい、退職・転職こそが自分の成長をもたらしてくれるものだったと。

今まで歩んできたキャリアは人それぞれ。だから答えは人の数だけ存在すると思っています。私の場合はそれが退職とイギリスでの転職だったみたいです。