【保存版】イギリス駐妻が現地就職する為に必要なこと
9月になりました。海外では学期初めでもあり、採用活動が活発化する時期です。
イギリスに住む駐妻さんが仕事をする為に必要なこと、ステップごとにまとめました。
ここでは分かりやすくするために
駐在員:夫
駐在員の配偶者:妻、駐妻
と表記することにしますが、もちろん駐夫さんも対象ですよ!
仕事をしたいイギリス駐妻集まれ!
就職準備する前に・・・
駐在員の会社が配偶者の就労を認めているかどうか確認しましょう
大手企業では配偶者の就労を禁止している所が多く存在しているのが現状です。
事前に確認をしておきましょう。最近の社会的な流れもあり、禁止している所でも交渉によって可能になった方もいるようです。他の駐在員パートナーと結託して会社と交渉するのもアリですね!
ステップ1 CVを作成する
全ての始まりはCV(履歴書)を作成するところから。前職での経験やスキルをここでアピールしましょう。
CVの書き方はざっくりとこちらで紹介しています!
駐妻海外就職への挑戦〜就活決意からCV作成まで編〜 - 駐在妻のWork&Life in England
ステップ2 BRPカードと必要書類を準備する
就職をする際に提示を求められる物、又は求められる可能性がある物を準備しましょう。特に今まで日本で生活をしていた場合、役所から取り寄せる書類も全て遠隔で発行しなければならなくなります。勿論それも可能ではありますが、家族に頼んだり、役所に電話したり、かなり面倒でしたので、絶対にオススメしません。出来れば日本にいる間に手配してしまいましょう!
持ってくると何かと便利な物
・戸籍謄本
・卒業証明書
・免許証&コピー
・警察証明書
ステップ3 求人情報を見つけて応募する
私の場合は現地の人材紹介会社を通して職探ししました。
駐妻海外就職への挑戦〜人材派遣会社登録編〜 - 駐在妻のWork&Life in England
他にも希望の企業や職種に合わせて外資系の斡旋会社に登録したり、直接企業へCVを送ったりする方法もあるようです。
ステップ4 内定をもらったら駐在員の会社へ連絡
扶養から外れなければならない為、夫の会社へ就業する旨の連絡をする必要があります。ここで年収や雇用条件を聞かれるので大体の数字を把握しておきましょう。企業によっては駐在員家族の待遇対象から外すこともあるようです。
聞いたことがある例
・赴任時の渡航費ナシ
・年に一度の一時帰国手当ナシ
・海外保険加入ナシ
・現地で受けられる年一回の健康診断ナシ
この考え方については企業によって本当に様々ですね・・・
就活の準備については細かくなるのでここでは省きました。
就活全般に関してはこちらの記事にまとめていますので、面接準備の際見てみてくださいね。
ステップ5 NIナンバーの取得
日本でいうマイナンバーみたいなものです。イギリスで就労する時には必ず必要になります。ただし、申請するには意外と時間がかかります。就職時に間に合わない可能性が高いですが、申請中であれば間に合わなくても大丈夫です。
NIナンバーの取得にあたって、まずはNational Insurance 事務局に電話をする必要があります。NIナンバー取得についてはブログ記事が多く出ていますのでそちらを参考にしてください。
ステップ6 銀行口座の開設
銀行口座開設はこの中ではかなりハードルが高いです。駐在員である主人も渡英当初はかなり苦戦をしていました。
銀行口座に必要な書類として、前述の免許証が最強の威力を発揮します。免許証&BRPカードで開設が可能です。銀行口座は就職時に必要になりますので、就職日が決まったら逆算して早めに免許証の申請、取得を行うのが吉です。
番外編:就職後に必要なこと
ステップ7 年金制度から抜ける
自動加入しなければならないイギリスの年金制度ですが、任意で退会することが可能です。
1ヶ月以内に退会しないと一度引き落とされた年金は返ってこないようですので、こちらも気付いたら早めに行いましょう。
退職後に必要なこと
ステップ8 タックスリターンの手続きをする
帰国が決まったら納めていた所得税の還付を行いましょう。こちらも手続きはたくさんの方がブログに残しているので割愛します。年度途中での退職、2ヶ所以上で所得税の支払いがあった場合は還付されることが多くあります。