駐在妻のSecond Career in the U.K.

駐在妻のWork&Life in England

「働く」「駐在」「ヨーロッパ旅」をテーマに体験談や気付いたことを綴っています。今年の目標はよく働き、よく休む(リゾート地でゆっくり)こと。

海外転勤が決まったら〜仕事か家庭か、妻の選択〜

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年も明けてもうすぐ早くも年度末です。

サラリーマンであればちょっぴり緊張する異動の時期ですね。

 

突然の海外赴任辞令

「〇〇さん、ちょっといい?」

こうして海外赴任は突然に・・・・上司から告げられます。

 

私の夫が海外赴任を告げられたのも年度末である3月上旬のことでした。赴任先はまさかまさかのイギリス。夫はまだその部署に異動したばかりだったので物凄く驚きました。しかもノーマークだったイギリス。仕事柄海外転勤をしてもおかしくはなかったのですが、まさか結婚する前に赴任になるとは思ってもいなかったのです。近々結婚、同居を考えていた私たちにとってはあまりにも大きすぎる宣告でした。 

 

この先どうしよう・・・

旦那が赴任することは決まってしまったので、あとは私がどうするか。本当に沢山考えて悩みに悩みました。社会人1年目でした。やっと一通りのことを覚えられたタイミング。仕事が面白くなり、これからもっと頑張りたいと意欲的になっていた頃。仮に帯同を選んだとしても、こんな社会人暦では帰国した時に雇ってくれる会社はきっと無いでしょう。

一方、彼と一緒に居たいのも事実。周りの友人や先輩にも相談しますが、ここが難しいところ。こんな社会人経験が浅い中でお仕事を辞めて駐妻経験してる人ってまず居なくて。ネットでも検索しましたが同じようなケースが見つからず、日々悩んでいました。。。

 

 家庭か仕事か・・選べない選択

どんなに考えても、仕事と帯同どちらかを取るとどちらかが犠牲になる。

私はどちらか一つを選ぶことができませんでした。

 

ただ一つ。私は仕事が好きでした。その会社に入ったのも自分がやりたいことが出来るから。就活をしていた時から第一志望の会社で、苦労して内定を得た会社です。やっとのことでここまで辿り着いたのに結婚を機に辞めなければならないという答えは当時の自分の中ではしっくりきませんでした。

 

加えて「結婚するから帯同する」というのもあまりピンと来なくて、まずは自分の中で帯同して彼に何ができるのか、自分はイギリスで何ができるのか、を考えていくことに決めました。そのためには社会人として一人前になること。

 

こうして私たちの遠距離生活は始まりました。

離れていて辛かったことは沢山ありましたが、その時を乗り越えたからこそ得られる達成感みたいなものが夫婦間にあるような気がしています。

そしてやり切って退職したからこそ、今の選択に後悔はありません。

 

これからの駐在生活で迷いがあったら

もし私みたいな境遇で(特にこの年代で)駐在に迷っている人がいるとしたら・・・

 

私の場合は赴任同行を決める前に自立した考えを持ってきたおかげで悔いなく生活ができています。だからやっぱり帯同前に悩んで悩んで禿げるくらい悩んだのは良かったなと過去を振り返っています。

 

悩んでいる中で、同級生や同期がバリバリ働いて中には昇級したり出世したりする人も出てくるのに、自分の成長は止まってしまうことを不安に思ったりもしました。そして今後は夫のお金で暮らしていくのかと思うと、自分の在り方に迷いを感じることもありました。

 

私がやって良かったと思うことは 

赴任する前に自分のキャリアプランを立てる

夫にそのプランを理解してもらう

そのためには赴任先でどんなことが出来るか考えてみる

 です。

 

特に夫にキャリアの悩みを打ち明けたことで、

夫もイギリス就職のことを色々調べてくれたりしたので助かりました。

私の渡英は私の決断というよりは夫婦の決断になっていきました。

 

対象の方にどれだけこのブログを読んでいただけているかわからないのですが、もし帯同自体を悩まれている方の力になれたら嬉しいです。