駐在妻のSecond Career in the U.K.

駐在妻のWork&Life in England

「働く」「駐在」「ヨーロッパ旅」をテーマに体験談や気付いたことを綴っています。今年の目標はよく働き、よく休む(リゾート地でゆっくり)こと。

イギリスの医療NHSで良いGPを見つける方法

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無料の医療制度。GPの見極めが大事!

イギリスの医療サービスはだれでも受けられる!

National Health Service、通称NHSは、6ヶ月以上イギリスに住む人はVISAの種類に関係なく全員が利用する事ができる医療サービスです。当然のことながら私たち駐在員とその家族も利用が認められています。そして驚くべき点が無料で提供されること。緊急時の処置、妊娠から出産までも全て無料でみてもらうことができます。

 

渡英から半年でようやく登録

無料とはいえ、なかなか登録をしていなかった私。

これまで保険適用ができる私立病院の利用をしてきたので、正直あまり利用する機会はないかなと思ったのが登録をしてこなかった理由でした。ですが、万が一救急車で運ばれる時NHSナンバーを持っていないと乗れないと聞いた事がきっかけとなって、ようやく重い腰をあげることになったのでした・・・

 

駐在員家族が登録する理由の一つとして、出産時にも利用できるのもメリットの一つです。 大手企業は別ですが、多くの会社が加入している海外保険では妊娠・出産時の費用は除外となっており、海外で出産をする場合は自己負担となるケースが殆どです。駐在中に出産を経験した先輩たちは、自費で高額な出産費用を払ったようです。質は落ちますが、イギリスではその必要がないので、海外出産をした駐在員の奥様方からは羨ましがられています

 

近くのGPに登録しよう

NHSサービスを利用する為には、まず自分の町医者を登録する必要があります。

Find services - NHS

ここに自分に住んでいる地域やPost Codeを入れて近くにあるGPを探します。その中から利用者のReviewや先生の数を見て、登録するGPを決めます。

色々なブログを拝見すると、受けられる医療がGPによってまちまちだなと感じるので、このGP決めが一番重要かもしれません。医者の質だけでなく、受付やナースの対応も重要だと感じます。どうやら、彼女たちによる総合病院への予約漏れや引き継ぎミスが多くあるようです。

 

私が選んだGP

私は以下のようなGPを選びました。

・登録条件の地域内ではあるが、家から徒歩30分かかるのでやや遠い

・予約は当日、または翌日のみ

・土曜日も空いている

・女医が5人と男性の医者より多い

・電話で問合せした時のReceptionの対応が良い

・朝一に電話しても電話は中々繋がらない=人気?

・上記サイトでポジティブなReviewが多い

 

質を優先したかったので予約の取りやすさは重視しませんでした。

女医の多さは選定の際に重視した項目の一つです。妊活の相談などをしていく前提で考えていたこともあり、気持ち的に女医の方が話しやすいと思いました。

 

登録方法はGPによって異なります

Walk-inしないと登録できないところもあれば、Onlineで済ませられるGPもあります。私の登録したGPはOnlineで受け付けてくれたのでFORMに個人情報、メディカル記録を入力して簡単にできました。その後、登録完了を知らせるRegistration Confirmation LetterがNHSから郵送されてきました。そこにはNHSナンバー、登録したGPの記載がありました。これでいつでも病院に行くことができるようになりました。