駐妻海外就職への挑戦〜そもそも駐在妻って仕事できるのか?〜
「こっちで働けるの?ビザは大丈夫なの?」
イギリスで仕事をしていると言うと、大抵このことを聞かれます。
実際これから駐在する予定の方の中にもこの点について疑問に持たれる人もいるんじゃないでしょうか?
※2019年5月現在、「駐妻」「仕事」「イギリス 」のGoogle検索で検索1位をマークしました!
ワーキング駐妻のブログが無かった・・
私は渡航することを決める前、イギリスで本当に仕事が出来るのかどうか入念に調べました。駐妻で仕事をしている人が少なかったので、ほぼ0ベースで調べる必要がありかなり苦労しましたが。。。夫にも会社と確認をしてもらいましたし、役所との確認もしました。国や駐在理由によっても事情が異なりますが、これから仕事したいと思っている皆さんの少しでも役に立てれば嬉しいです。
仕事を探す前に確認すべき点
就労が許されているVISAかどうか
イギリスはTier 2 ICT dependent(一般的なイギリス駐在員の帯同者が持つVISA)でも就労が認められています。
シンガポールも帯同者のVISAで仕事が出来ると聞いています。
この点については自分では変えられないので、万が一配偶者VISAでは働けない場合は自分で就労VISAを取得する必要があります。但しその場合は派遣する会社(通常は夫の会社)が妻のVISAサポートをしない可能性が出てきます。生活費や渡航費補助の対象者からも外れてくるのでその部分も考慮して仕事をするかどうか見極めます。
夫の会社が妻の就労を認めるか
会社によってまちまちです。私の感覚ですが大手企業になればなるほど奥さんの就労を禁止しているところが多いような気がします。理由は恐らく海外赴任を命じた会社は家族にも健康や危険管理をする義務があり、家族が仕事をすることで会社が保護する範疇を超えてしまうことから万が一何かあった時の責任の所在が曖昧になってしまい、仕事することを認めるのが難しくなるのだと思います。
ただ、実際は例外を作りたくない為の言い訳にしか聞こえない気が・・大企業となれば駐在員の数も多いでしょうし、派遣先も先進国から後進国まで様々でしょうから、奥様の就労を認めるとなると面倒にはなりますよね。
こちらの本は出版されたばかりなのですが、駐妻さんたちが働かれたケースが多く載っています。どれも参考になる事例だったので興味のある方はKindleで読んでみてください!
以上の2点をクリアできれば仕事はできますが、夫の会社の家族というポジションから外れてしまうためデメリットもあります。別テーマにしてメリット、デメリットをいかの記事にまとめてみます。
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