NHSで無料で受けられる駐在妻のための婦人科検査・その2
前回の婦人科診察の続きです。
血液検査の結果が出たので、GPへ連絡し、対面での検査結果報告をお願いしたところが前回までの話です。
私のGPでは検査結果は電話で聞くことができましたが、今後の進め方などを話したかったのでドクターとのアポイントを取ってもらえるようにオペレーターに頼みました。
当日予約でオンタイムに着きましたが、今回もほぼ定刻に呼ばれます。
前回対応してくれた女医さんとは別の女医さんでした。30歳くらいの若い女性でしたが、対応はとても良かったです。
早速検査結果を聞いてみることに。
女医「検査結果は全て正常でした。どのくらい長く妊活していますか?」
私「◯◯くらいです。」
前回も同じことを話したんだけど、、、これがNHSなのかな。
女医「数値が正常である以上はあなたには問題なさそうです。パートナーの精子検査はうけましたか?」
私「?」
「パートナーに問題がある可能性もあるので、一度受診してみると良いですよ。」
なるほど、その検査もNHSでやってもらえるのか。
「子宮頸がん検診(Cervical Screening)もやっておくと良いですよ。もっとも良いのは生理が来てから2週間後のタイミングです。NHS上でhttps://www.nhs.uk/conditions/cervical-screening/ チェックしてみてくださいね。」
色々教えてくれる先生だったので、今後のことも考えて気になっていた子宮卵管造形についても聞いてみました。
「子宮卵管造影(hysterosalpingography)などは今後NHSでもできるんでしょうか。」
「そのステップに進むには子宮頸がん検診や他のテストを済ませることが必要なの。子宮頸がん検査の他にSexually Transmitted Infection Checkを〇〇に行ってやってきてね。」
「日本で検査を受けたとしても、NHS上で検査を受けたという確認ができないといけないので、今後のことを考えても頸がん検診を受けるのをオススメするわ。」
今どうこうする話ではないけど、事前に聞いておいて良かった。 いざ必要になった時に大体のプロセスが分かっていれば前もって行動できるし、勉強にもなった。
プライベート受診も考えていたけれど、(期待値がかなり低かったからか)思ったよりもNHSでの受診がスムーズだったのでこれからも利用していこうと思いました。
まとめ・イギリス在住の女性がNHSでできること
Cervical Screening
妊娠希望有無に限らず、25歳以上の全ての女性が対象になります。留学生であれ、ワーホリ組であれ、HNSが利用できる人であれば全員OK。通常はGPに登録して3〜4ヶ月後に自宅に検診の案内が届きます。案内が届く前でも対象者であれば検診可能ですので、早めに済ませたい方はGP登録後すぐに問い合わせしましょう。
64歳までは3年に1回無料で検査ができます。詳しくは以下のサイトで確認ください。
殆どのところでGP内で検査ができるようです。所要時間は10分。
前もって予約ができるのも◎ですね。
Blood Test
NHSで無料で受けられる駐在妻のための婦人科検査・その1 - 駐在妻のWork&Life in Englandで述べた血液検査は、一定の年数において子どもを授からない場合にGPを通して専門機関で受けることができます。
この検査では2回に分けて妊婦になるために必要なホルモンの数値を確認します。
確認できる内容例
Prolactin 排卵を妨げるホルモン
Testosterone 男性ホルモンの一種
LH 黄体形成ホルモン
Follicle Stimulating H 卵胞刺激ホルモン
Progesterone 着床に必要なホルモン
Sexually transmitted infection Check
日本ではSexually transmitted infectionsを性感染症と呼ぶそうです。この検査もNHSで受けることができます。
Sexually transmitted infections (STIs) - NHS
私のケースではGPから近くのSexual Health Clinicに行くように指示されました。NHSのHPにも書いてあるように、Walk-in可能です。Clinicでもできますが、何と自宅でも検査ができることがわかりました。Home Kitを受け取って、家で採血・採取して、ポストに投函すれば良いそうです。なんて楽なんだ!
いやしかし医療英語は難しい。
基本的に知らない単語ばかりなので受診時はスマホ必須です。
また新しい検査に出会ったら共有したいと思います!